Avocadoの投資・トレード日記

資金250万円からの投資・トレードの記録です。日々の成長を記録します。

「価値が0に近づくものに対するショート」を成功させるには

 

先日の記事ではレバレッジのかかったロングとショートの非対称性について、

書きました。

そのなかでは、

倒産寸前の企業の株の空売り、インバースETFのショート、VXXの

ショート、そしてオプションの裸売りを扱い、

価値が0に近づくものに対するショート」というのが何度も話に出てきました。

これはショート特有の話です。

 

このショートに関して、うまく利益に変えられるコツや注目点のようなものは、

理屈から導きだせないでしょうか。

その試みをこの記事で行いたいと思います。

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レバレッジ下のロングとショートの非対称性…現物株とレバレッジETFとVXXとオプション

 

個別株を始めた時、私は現物を買うということしか知りませんでした。

「ロング」という言葉も、FXやCFDを知ってから、

徐々になじんでいった言葉でした。

ショートは「空売り」という言葉によって知ることになりました。

 

ロングとショートは反対の概念ではあります。

片方は値上がりに賭け、片方は値下がりに賭けるからです。

だからと言って、対称なのでしょうか?

 

今回はかなり長い記事になりますが、付き合っていただけると幸いです。

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資金管理面からポジションをバランスさせる

 

金管理というと、破産をしないための資金面のリスク管理がよく述べられます。

よく使われるものに、「運用資金の〇%を1回あたりの最大損失とする」ことが、

あります。

あるいは、現物株を数銘柄に分散させ、1銘柄の価値がゼロになったとしても、

大部分の資金が守られるような状況を作ります。

 

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過去検証はすべきなのか

 

FXの裁量トレードでは、よく「過去検証」の重要性が説かれます。

自分が取引している手法は本当に優位性があるのか、

検証するために行うものです。

 

しかし、この検証はとても地味なものです。

機械でのバックテストに任せてしまいたいくらいです。

 

この過去検証をすべきなのでしょうか。

 

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オプションによる為替ヘッジのメリット

米国株への投資は、ドル円の為替リスクの影響が避けられません。

 

ドル資産を分散して保険で持つという意味では、

為替リスクを意識しない手はあります。

ただ、インフレ正常化と日銀金融正常化の思惑だけで、

150円台から130円台と13%も円換算で資産が上下するというのは無視できません。

 

また、ドルと円を行き来し、

ある程度のスパンで買ったり売ったりをしているのであれば、

ドル高で安い株を買い、円高で高い株を売るということは避けたいところです。

 

暗号資産も、ドルペッグの通貨を使ったり、評価額をドルベースで考えることが多く、

大きな値上がり益が得られるとしても、

その資産の運用がドル円に影響されるのも避けたいところではあるでしょう。

 

この問題にどう対処すればいいでしょうか。

 

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