Avocadoの投資・トレード日記

資金250万円からの個別株システムトレード、掛け捨てオプション取引の記録です。

投資依存症にならないために

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今現在あなたが投資やトレード、投機をしているとしたら、

聞いてみたいことがあります。

「あなたは投資、トレード、投機にハマっていますか?その理由は?」

 

 

私の答えは、

「はいハマっていました。けれど、少し時間を割きすぎました。変えようと思います」

です。 

 

ハマった理由で一番大きかったのは知的好奇心を満たせることです。

投資知識はアカデミックな論文から、名著、占星術的なチャートの読み方まで。

必要であれば、投資に関連した経済、投資対象の専門知識、

これらの本を読み漁りました。

本屋へ行けば、まずそれらのジャンルから…。

 

投資・トレード・投機のためにはプログラミングもしました。

システムトレードのバックテストはもちろん、

株式銘柄で割安なものを探し出すものをもう少し自動化したい。

できれば、AIや機械学習で時代に遅れない新規性を手に入れたい。

オプションのリスク管理のためにも、スプレッドシートは必須でした。

泥臭い作業にこそ、「エッジ」は存在するかもしれないと感じ始めていました。

 

生活から捻出する時間はどんどん大きくなりました。

(まだ「趣味」で済む範囲ではありましたが…)

ただ、正直、まだ時間が足りません。

やっと、損失を抑え、利益を守れるようになってきたところです。

投資・トレード・投機を行う自分への投資は、もっとというところでした。

 

そんな私が、立ち止まったのには理由があります。

 

1つ目は、運用資金に対する、「時間レバレッジ」がとても低いこと。

投資・トレード・投機のプロセスを楽しむというのは一つの醍醐味です。

しかし、そのプロセスに割かれた時間の割に資産を増やせているだろうか。

1000万円、1億を夢見ている割には、

「それに見合う時間の割き方、運用の仕方」をしているだろうか。

 

ただ、時間を割けばいいというわけではなく、

的確な対象に対して、効率的な情報収集と検証をして、

リスクを踏まえた冷静な判断と資金投入をして、

不確実性の結果を受け入れた結果、大きな果実を得られるのでは、

と冷静になったのでした。

 

私の資金はそれほど多くありません。

 

早めに資金を増やすのであれば、

1.資金効率の良い投機的な手段(市況株、FX、先物)

2.2倍以上の価格になりそうな、良質な投資対象を買う

3.暴落時のバーゲンセールとプットオプションの買い

が主だった手段ですが、私はすべてをこなそうとしていることが問題でした。

 

特に1の場合はチャートの画面に張り付くことも出てくるわけで、

本・プログラミングと来て、さらに時間が削がれることになります。

 

立ち止まった2つ目の理由は、次のようなことをふと思ったからです。

「これって依存症みたいなものじゃないか?」

 

投資、特にトレード・投機については、ギャンブル性を問われることがあります。

ウォール・ストリートの名士たちがポーカーが強い

(『ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち』)という実話もありますし、

不確実性に賭けるという行為自体に、ギャンブル性が含まれてもいます。

 

 

 

 

値動きに一喜一憂するという状況。

果たしてどれだけ距離を置けば「依存症」的ではないのか。

 

例えば、『投資苑』の著者は精神分析医ですが、

本の無視できない量を割いて、精神面において

トレーディングはアルコール依存症と同じであると指摘しています。

特に損失が出ている時の人の反応は。

  

 

 

 

SNSで反面教師となる人を見かけました。

負ければ、悲壮感が溢れ出る感じ…。

「逆神」「相場の裏目を行く人」といえば良いでしょうか。

傍目から観察して笑っているうちはいい。

けれど、自分がそうならない理由はあるか。

ハマって負ければ悔しく感じる反応そのものに、

切って切れないものはありはしないか…。

 

3つ目は、

投資・トレード・投機により「人生の破滅」のリスクを再度確認したからです。

幸い私は「退場(資金が0になる。莫大な損失を出す)」していませんが…。

 

例えば、オプションを扱うようになった時、

そのレバレッジの大きさと、リスクの大きさは、

忘れてはいけません。

売りポジションは資金が少ない状態で、信用取引以上の破滅が待っています。

いつも買いポジションまたは損失限定のポジションを取っていますが、

ボタンを押し間違えれば、想定とは逆の売りポジションになることだってありえます。

 

 

入門的なインデックス投資で、「元本が損なわれる可能性があります」から始まって、

いつのまにか「ロスカット」を知り、

そのうち「家まで、命まで」の格言まで。

 

もちろん、莫大な損失を出すかもしれないポジションは取りませんが、

そういう金融商品を知っているということ自体が、

そこに足を踏み入れてしまうリスク(誘惑)でありえます。

 

投資では、パフォーマンスのためには確固たる投資方針が求められます。

トレードでは「規律あるトレード」の重要性が求められます。

 

私も損失を出すたびに、方針・ルールの明文化を行いました。

大まかな心構えから、資金管理の具体的なところまで。

今回のことをきっかけに、もう一文加えようと思います。

「こころと時間を奪われない。割く時間を今の6割とし、それ以上はやらない。」

 

決めた逆指値を動かしてしまうように、

この文が守れなかったとしたら、私は依存症なのです。