投資・トレード方法を変えて、
トレンドフォロー系のシステムトレードを行おうと考えていましたが、
資金面で問題があることがわかりました。
損益に関わる銘柄の分散数、損益のボラティリティ、ドローダウン、
また先物・CFDを扱う証券会社の最小Lotを考慮すると、
500万円以上は必要になってくると判明しました。
現在の資金では運用は不可能です。
したがって、別の方法を考えなければなりません。
現在ここで壁に突き当たっています。
まず考えたのは、今までの起こした失敗の同じ轍を踏まないことです。
- 裁量トレードで数多くの銘柄・金融商品を一気に取引することで、
損を重ねるような状況を作る - 検証されていない取引ルールでの裁量トレードを行う
つまり、裁量トレードで起きがちな、
「常に中身が変わるくじに、当たるチャンスを求めて盲目的に思ってくじを引く」
試みを、極力避けた方法で投資・トレードを行いたいと考えています。
特にトレードにおいては、
- 行おうとする取引方法は、少なくとも検証されていなければならない
という最低ラインを引くことが、必要と感じています。
(個別株投資の場合は、その時の市況があるので難しい面もありますが…
投資なら、方法論に一貫性をもたせることが、最低ラインとなりそうです)
最低ラインを守ってできる取引は、
現状自分のスキルではだいぶ限られていて、
窮屈に感じます。
しかし、そのことを守ることで、お金を不用意に失うのを防げると考えれば、
相場で生き残れる一助になっているのかもしれません。
「検証する」という最低ラインを実感することで、
本の読み方も少し変わってきています。
- 人の言うことを鵜呑みにしない
というのは、投資・トレードの入門書でよく言われることですが、
「知識」をつけるために本を読むのは、鵜呑みにする問題と隣り合わせです。
本に載っていたトレードルールを検証するということが直接的な第一歩ですが、
極論を言えば、「本の中にお金と聖杯は落ちていない」と思うことで、
批判的視点から血肉化できるところを探せるようになるかもしれません。
壁にぶつかり、焦ってトレードして利益を上げたい気持ちがありますが、
それをぐっと抑えたいと思います。
ひとまずは取引のアイデア出しと検証。
取引するなら、今できる検証済み取引ルールだけに絞り込んでの取引で、
苦しい時期を耐えたいと思います。