先日の上司の話に刺激を受けて、
暗号資産・NFTの現状を把握しようと週末インターネットを漁っていました。
正直なところ、暗号資産・NFTに深入りするつもりはなかったのですが、
多くの人が誘われていく現在の魅力や理由を知りたかったというのがあります。
暗号資産・NFTで維持されているバブル感というのは結局のところ、
「未来につながる技術・概念を使用・所有する(したように感じる)価値」と、
「ファンダメンタルに準拠しない強烈な取引価格の上昇と値上がり益、利率」
にあるのではないかと個人的に思っています。
人より先んじて得られる利益が、暗号資産・NFTにはかつてありましたが、
もしかしたら今もあるかもしれません。
それがまだ得られる可能性があるというところに、
暗号資産・NFTの夢があるのではないかと。
トレーダーとして暗号資産から莫大な利益を持ち帰るには、
価格変動リスクを、それなりの資金を持ちながら引き受けることが、
どうしても必要だと思います。(裁定取引を除く)
そうではなく、「つるはしを売る」方や、マイニング、ステーキング等々、
稼ぐ方法があるのも魅力なのでしょう。(詐欺も十分ある)
無くなってもいい資金があれば、それを分散させて、
暴騰を見込んでアルトコインを買えればと思いましたが、
残念ながらそういう都合がつけられませんでした。
インカムゲイン系は興味があったので集中的に調べてみました。
特にイールドファーミングに関しては、いの一番に調べてみましたが、
2つの通貨ペアから生じる価格変動による、
ポジティブキャリー取引特有の、
無視できない大きなリスクがありました。
Anchor protocolは利回り20%をたたき出す仕組みがあるようですが、
いまいち理解ができないのと、
常識的にそんな甘いことはないと思いなおしたので、
段取りの途中で中断しました。
安全策として、デルタニュートラル(オプション用語とは異なります)
が浮上しましたが、
相場付きによりfunding rateがマイナスになることがあり、
完全放置は難しいと感じました。
(とはいえ、かなりの程度放置できます)
気になったのはスプレッド・手数料の関係です。
やりたいことをするために、暗号資産を送金・交換・借りるたび、
それらの要因で目減りしていきます。
否定的な表現が続きましたが、
そこを「気にせず」、どんどん何かをやろうとするところに、
暗号資産・NFTのバブル感があるような気もします。
トレード用にまとまったお金を用意するための、
プール用貯金口座があります。
そこから少額を使って、一つを触ってみることにしました。
結局のところ、見えるものから見えないものまで、
何かしらのリスクを取る必要はあります。
本代を買える程度の「拾えるお金」はありませんでした。
簡単なもののひとつである、
「海外取引所での通貨のステーキング」をすることにしました。
テザーという、ドルにペッグした通貨をステーキングすることで、
年3%の利回りが得られます。
ドルの為替変動の影響もありますし、
取引所リスク、テザーそのものの信頼性もあるので、
放置はできるものの手放しにはしておけません。
ひとまず、アメリカが利上げの流れになり、
ドルが強いままだろうというところでのステーキングです。
外貨預金に近い気がします。
暗号資産・NFTがどのようになっていくのかには、非常に興味があります。
できる範囲で、情報をフォローしていきたいと思います。