このブログでは「FX・CFDのスイングトレード」の結果報告をメインに、
「日経225オプション・先物」、「FXデイトレ練習」の結果報告を行っています。
これらのトレードを続けてきて、
感じた課題やこれから変更を加えたい点が出てきたため、
そのことをこの記事でまとめたいと思います。
まず、収益に注目すると、
全体的に収益のペースが遅いことがあげられます。
損ではなく利益が出ているだけ十分という面はありますが、
小資金で運用している以上、もう少しペースを上げたいという課題があります。
これはFX・CFDでスイングトレード、エントリー条件はトレンドフォローという
スタイルに起因します。
監視銘柄は130銘柄あるため、シグナルは週単位ではぽつぽつと発生しているため、
エントリーチャンスとしては問題はありません。
しかし、トレンドフォローというスタイルのため、
勝率は低く収益はホームラン待ちということになります。
現在はチャートを見て機械的にエントリーし、
ロットは全資産の1%を最大損失として決めています。
例えば、ファンダメンタル的にホームランになりそうな、
ホットトピックの銘柄についてのみリスクを増やしてトレードするという、
スタイルに変更した方が、小資金のうちは良いように感じています。
監視銘柄が130銘柄あるのは、
当初「ホームランを逃さない」という考えに起因したものでした。
トレード記録を見返すと、収益が一番上がったのは通貨、
損失が出たのは債券先物でした。
これは直観に反します。
なぜなら、米国金利上昇というわかりやすいトレンドが出ていたにもかかわらず、
現在のトレード方法では利益を上げられなかったということだからです。
トレンドフォローでありながら、トレンドに乗れなかったのは、
トレード方法に何かしらの問題があったということです。
真っ先に思いつくのは損切りの狭さです。
CTAのやるようなトレンドフォローではなく、
あくまでスイングトレード上での順張りに過ぎなかったというのもあります。
この点についても、利上げのファンダメンタルがある以上、
損切りは広めに取ることで、
トレード収支は劇的に改善したと考えられます。
監視銘柄で特に扱いに困っているのは、各国の株価指数です。
スイングするにはとても癖があります。
チャートだけの判断はとても心もとないと感じています。
やはり何かしらのファンダメンタルに依拠することが、
ホームラントレードを行うのに必要な条件だということです。
次にトレードの負荷ですが、これもまた限界に近くなってきています。
FX・CFDのスイングトレードは一日45分程度で完了しますが、
その後のFXデイトレ練習で一日2-3時間を費やしています。
兼業のため、仕事の後に行うということもあり、
デイトレの集中力を保つのが難しい状況です。
FXデイトレ練習を始めたのは、そちらの方が資金効率の良いトレード方法だからです。
しかし、現在決してうまくいってるとは言えません。
また、FXを重点監視しているため、株価指数の監視がおろそかになりました。
正直なところ、早く資金を増やそうという焦りが出始めたことは否めません。
メンタル的にも、そういう気持ちは損を引き寄せるため、
何か手を打つ必要があります。
以上のように、現在のトレードスタイルに課題が見えてきました。
これを解決するために次のようなことを考えています。
- FXデイトレをやめ、日足での投資・トレードに専念する
- 監視銘柄をファンダメンタルが把握できるものだけに絞り込む(個別株含む)
- 小資金なので、ある程度は入金で賄える。リスクを大きめに取る
- 資金効率性を高めるため、レバレッジを適時かける(CFD・オプション)
個々のトレードの具体的な方針については、また改めて記事にしたいと思います。
追記:リスクをより取るように方針を変更しようとしていますが、
今まできちんと資金管理をしたために、
安全なトレードを行えてきたというのがあります。
もっと稼ぎたいという欲はありますが、
その部分についてはきちんと内観してコントロールしていきたいと思います。