Avocadoの投資・トレード日記

資金250万円からの投資・トレードの記録です。日々の成長を記録します。

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必ず負ける損小利大

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「必ず負ける」シリーズの記事も第三弾となりました。

今回は「必ず負ける損小利大」です。

 

今まで、プロスペクト理論に逆らう損小利大が正しいと、

書いてきたのになぜ必ず負けるのか。

ちょっと書いてみたいと思います。

 

なぜ損小利大で必ず負けるのか。

それは、損切の仕方を間違えているからです。

 

損は小さい方がいいと考え、損切幅を狭めたとします。

しかし、どこまで狭めるのがいいのでしょうか。

値動きのボラティリティに注目します。

ボラティリティに対して、狭すぎるストップロス注文を設定してないでしょうか。

 

損切幅を決めるということは、

ボラティリティによって生じるある種の逆行を許容することです。

ピンポイントで順行することだけを認めて、逆行(失敗)を認めないというのは、

現実的ではありません。

それをしてしまうと、エッジが現れる前にボラティリティに食われてしまいます。

これが「損切貧乏」の一つの典型例となります。

 

もう一つの「損切貧乏」の典型例としては、

トレンドフォローでも、あまり有効でない手法を使っている場合です。

FXの短期売買によく見られますが、

トレンドフォローの押し目買いをしたつもりが、

しっかりとストップロスを駆られて、

その後順行するケースが頻発するトレードを続けることです。

損切幅を広げることで、ストップ狩りは回避できますが、

そうすると損小利大ではなくなりパフォーマンスが落ちます。

(ただ、そもそも期待値がどうなのかという点はあります)

 

こう書いている私も、割と損切貧乏を経験します。

オプションの売り(損小利大ではありませんが)をしていた場合、

時間が経たずに逆行されるとすぐ損切りする傾向があります。

すると、また値が戻ったとき、「利益が出ていたはずの取引だったのに」

と悔しい思いをします。

ただ、値動きのランダム性を考えると、

値が戻るということは統計的によくあることなのです。

こればかりを期待して、損失ポジションをホールドしてしまうと、

さらに大きい損失になったときに大変なことになってしまいます。

そう考えると、小さな損切(と勝率の低下)は必要経費なのです。

 

損切貧乏の処方箋としては、

ボラティリティよりも、十分余裕を持った大きい損切幅とする」

スキャルピングは例外です)

「トレンドフォローの有効な手法を利用する」

ということでしょうか。

 

後者の場合、勝ち続ける売買手法を探してしまう、

「聖杯探しに」陥る罠があります。

・勝率40%・リスクリワード2:1あたりを妥当な検証成績とする

・過度に短時間の時間軸で取引しない

という点に留意するのがよいでしょう。