今年も早くも1/4が過ぎました。
現在の投資・トレードのパフォーマンスは一進一退をしています。
株価市場の強気相場やゴールドの躍進があったのにも関わらず、
「いまいち勝ち切れていない」というのが、
正直な感想です。
トレードでは「トータルで勝つ」ことが最優先課題です。
これは一般的に、「期待値のある売買行為を継続する」という意味で用いられますが、
「勝負所のポジションの利益を伸ばす」ということも
重要だと思います。
私は「勝負所でロットを増やす」ということにこだわってしまい、
損益のブレの大きさでポジションを手放し、
結局小さな利食いに終始してしまったことが大きな反省点です。
先日は、
資金管理面からポジションをバランスさせること
小さなロットで利益を伸ばすこと
をブログ記事に書きました。
これは、自分の中でむやみにレバレッジを上げ、ロットを増やすことだけが、
勝負所の要ではないということを、真に腹落ちさせるために書きました。
これで一つの課題は解決しましたが、まだ課題はあります。
私の癖として、イージーな局面の値動きを取り逃がすと、
今度は逃がすまいと監視銘柄・取引時間軸を増やすという癖があります。
今は特定の手法・戦術に絞っているため、
それを当てはめられる銘柄を増やせば、
取引機会もパフォーマンスも増えるのではと考え始めます。
ただ、これが有効な対応なのかどうか。
今まで繰り返してきた結果を考えると、
あんまり・・・というのが正直なところです。
取引銘柄を単純に増やし、取引機会も増やすというのは、
ポジポジ病を増長させます。
証拠金を口座ごとに分散させるため、
各口座ごとの少なめの証拠金にレバレッジを掛け始めます。
これはレバレッジ中毒に陥りやすくなります。
投資・トレードの重要な要素に「忍耐強く待つ」ということがありますが、
これの本質的な理解をし、行動に移せるよう、
投資・トレード姿勢を変えた方がよいのではないかと考えています。
本来であれば、FXのデイトレ手法だけでも、パフォーマンスが望めるスタイルです。
株投資であっても、市況の変化で指数ETFを持っているだけでも、
数か月でそこそこの利益を得ることができるでしょう。
それを監視銘柄と取引時間軸を増やして、
両方やろうとして、どちらもうまく行っていないというのは、
何かが間違っているということだと思います。
自分のメンタル構造と向き合うことは、投資・トレードを向上させると考えます。
今向き合っているのは「投資・トレードの攻略癖」です。
これは取引銘柄・取引時間軸を増やす癖と非常に関係していると捉えています。
「投資・トレードを攻略したい。
できれば、幅広い銘柄・時間軸で利益を出す投資家・トレーダーになる。」
という一種の理想的な自己イメージです。
この自己イメージを変え、悪い癖を改善するか、
この自己イメージのままで有効な投資・トレードスタイルを構築しないと、
次へ行くことは難しいのではないかと考えています。
この課題に対する、納得のいく答え・対応・売買スタイルの変更方針を、
まだ明確には持ってはいません。
(基本的には監視銘柄・取引時間軸を絞るのが正解だと思います)
ただ、「一貫してイージーか優位性のある局面で売買する」という方針と、
「投資・トレードでは自己規律が重要である」という本質に立ち返って、
考え直してみるのがよいと思っています。
少しずつ整理し、また一歩前へ進めるようにします。