Avocadoの投資・トレード日記

資金250万円からの投資・トレードの記録です。日々の成長を記録します。

Comming soon!
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地政学リスクによるヘッドライン相場での投資・トレード方法

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株価がいったん天井をつけ、

ショートをする人もちらほら出始めた最近、

イスラエルとイランの戦争リスクにより、週末はリスクオフになりました。

 

このような相場で、投資・トレードはどのように行うのがよいのでしょうか。

 

「戦争は買い」という有名な文言を鵜呑みにするのは気をつける必要があります。

「戦争特需があるから、自分の国が巻き込まれない場合は経済が活性化するので、

株が上がる」というようなプロセスを一言にまとめたと私は理解しています。

 

ウクライナとロシアの戦争の時、

インフレ率と利上げで株式相場はベア相場入りしていました。

その中での一時的な反発はありましたが、

それが「戦争が買い」であったかというと非常に疑問です。

 

ニュースそれ自体はエッジになりにくい状況があります。

ニュースの織り込みは即座にアルゴリズムによって

各アセットの価格に反映されてしまうからです。

重要指標のようにチャートも無視される場面が出てくるでしょう。

この状況で利益を上げることができるのでしょうか。

 

以前の記事で、「なぜ投資・トレードでニュースを追う必要があるのか」について、

言及したことがあります。

その時には、

・行き過ぎをとがめる動きや、調整といった相場の反応

・織り込みとは異なる、フィードバックによる相場の変化

・ファンダメンタルの変化の察知

・真実とは乖離のあるニュースをつかむため

を挙げました。

 

avocado.hateblo.jp

 

ヘッドライン相場では、今挙げた要素を活かすことは難しいかもしれません。

ただ、市場がその状況に慣れる過程や、クライマックス、

あるいは事態が悪化した場合にも限度はあるという想定は、

各市場参加者の一定の行動が読める場面があるかもしれません。

 

特に注目しておきたい要素は「不確実性」です。

皆が「これからどうなるのだろう」と、見えない将来に懸念を示した状況です。

VIXが跳ねたのは、もちろん株価指数の強気市場が続いた後の下げである

こともありますが、「不確実性」があるからと、私は考えます。

 

どういう形であれ、不確実性は膨らみ、そして解消されていきます。

もし明確に投資・トレード行為を行うのであれば、

この解消過程がそのチャンスではないかと思います。

 

株投資の場合、このリスクオフは仕込み時の一つである可能性があります。

(天井圏を考慮すると、その判断はしないほうがよいという判断もあります)

戦争の不確実性が無くなったころには、そのチャンスは消えています。

それが押し目買いや仕込み時になったかどうかは、

正解は時間が経ってみないと分からないので、

リスク管理を徹底しつつ行うという無難な表現にはなります。

 

オプションやVIXをトレードする人には、

ボラティリティトレードの機会が生まれます。

不確実解消過程のボラ売りという手も考えられます。

とはいえ、万が一が起こり、

暴落やさらなる高ボラティリティになるということに対して

保険をかけておくというのもトレードの一つです。

(それゆえの不確実性だと思います)

 

基本的に、次々出るニュースで右往左往してしまうのが

人間の性質ではないでしょうか。

 

上がり下がりの値動きにつられて、自分もお祭り気分で短期売買に乗り出してしまう。

これは相場に振り回されています。

異常事態で「自分は冷静だ、正常だ」と思うのは心理的なバイアスがかかっています。

あとから見て、変な行動だったというのはよくあります。

 

投資・トレードでヘッドライン相場には「まったく手を付けない」ということは、

とても賢明な判断です。

難しい相場に参加しないというのは、

長期的な視点で生き残るためには重要な要素のように思えます。