■期間(2024/3/10~2024/3/16)
●今週の市況
MSQの週から市況が若干変わりました。
TOPIXが一時-3%の下落となりましたが、日銀はETFを購入せず、
ETFの新規購入の完全停止の検討を始めました。
春闘では高水準の回答が相次ぎ、日銀政策変更の後押し材料となりえました。
日銀関連の報道が相次いでいます。
米国CPIは下がらず。長期金利は上昇しました。
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●確定損益合計
・オプション混合戦略
[円建て]
¥49,356
[ドル建て]
$-338.54
・FXデイトレ戦略
-9,859
●振り返りと見通し
ドル円のプット、ゴールドのコールを決済し、
円建てポジションからは利益が出ました。
一方で、長期金利高により、TLTのコールポジションからは損失が出て、
トータルでは微損となりました。
反省点は、当初のポジション保有期間を見誤ったことにあります。
どのポジションも3か月以上の保有を前提としていました。
TLTに関してはLEAPSで2年近くの満期がありました。
しかし、長期金利高が思った以上だったため、
含み損で長い間ポジションを抱えるのはリスクがあると判断しました。
長期保有するなら、想定内の値動きであるか、順行しなければならないと考えます。
オプションの裸買いに関しては、やはりタイミングをシビアにすべきでした。
TLTはトレンドも発生しておらず、ファンダが後押しするわけではなく、
単に「利下げとともに年単位で、長期金利も下がるだろう」という期待だけで、
持ったポジションでした。
そういう理由は悪くありませんが、
私のリスク許容度とは合わないことが分かりました。
持つなら、現在織り込まれている利下げペースより早くなった場合だと思います。
まだ、トータルで勝ち切るということができず、やきもきします。
しかし、その前にオプションの売買技術に習熟し、
チャンスをものにできる下地を作りたいと思います。
マーケットが見せる、一瞬の隙というか、「簡単な瞬間」というのはあると思います。
自分のオプションの戦略は、それを狙う戦略です。
焦らず行きたいと思います。
FXに関しては、取るリスクを1%に上げ、徐々に本格稼働させています。
こちらがコンスタントに利益を上げられるようになると、
オプションもだいぶリスクが取れるのですが。