投資・トレード、相場についてはいろいろ考えることがあり、
アウトプットの一環でこのブログを運営しています。
パフォーマンスはまだ振るわない状況ではありますが、
そのなかでも一貫して持つべき考えや、
言語化することで扱いやすくなる概念などがあると思い、
アウトプットにより、思考を整理し、
投資・トレードスキルの向上を目指しています。
今まで、投資・トレードは試行錯誤の連続でした。
その文字の通り、ミスが少なくありませんでした。
書籍『敗者のゲーム』にある通り、
アマチュアはミスのために、テニスや相場のようなゲームでは、
足元をすくわれて食われてしまうことになります。
ミスをしないことがパフォーマンスに直結するのです。
今年から取引銘柄をかなり絞ったのは、
このミスをあぶりだし、しらみつぶしにするためでした。
自己評価にはなりますが、
現在の資金管理はまずまずでミスすることはありません。
エントリー・エグジットに関しては、「ミスをした」と感じることがあり、
重点的にマイルールを作ることにしています。
規律ある行動と、そこにエッジ・資金管理を加え、
その分析と整理にアウトプットを使うことで、
パフォーマンスがおのずと出てくるのではというのが、
現在のトレードスキル向上の計画です。
アウトプットを行えば、パフォーマンスがついてくるのでしょうか?
例えば、経済アナリストが歯切れよく相場を解説しつつも、
結局、投資・トレードには何の役にも立たないというようなことはないのでしょうか?
アウトプットを行うことで、
エッジに関する洞察が深まり、勝率が50%から60%になることを期待しています。
言語化をすることで、漠然としていたイメージを具体化させ、
「納得ずくで」投資・トレードの取引行為をすることができると考えています。
その結果非合理な大衆的行動をとりにくくなります。
ミスも発見しやすくなり、的確に修正しやすくなります。
結果、敗者のゲームにおいて取って食われることはなくなり、
パフォーマンスの向上になると考えています。
これは余談ですが、
何も考えずとも試行すれば利益になることもある確率ゲームに対して、
そこに確固たる意志を持って取り組んで、
パフォーマンスがついてこないというのであれば、
- 期待値がマイナスな行動をしている
- 手数料・スプレッド負けしている(オーバートレード含む)
- 資金管理が適切に行われてないので、破産確率が増大している
の3パターンのいずれかにあてはまっている可能性があります。
取引結果を記録としてアウトプットしておくことで、
ふとした時にこれらのパターンに当てはまっていないか
取引の振り返りができます。
私の場合、エントリーにミスしたパターンに、
期待値がマイナスである可能性があり、
期待値0にもかかわらず手広い銘柄でオーバートレードをしていたことで、
コストがかかっていたと考えています。
アウトプットとパフォーマンスにどれほど相関があるかは分かりませんが、
投資・トレードのゲームをハックする(攻略する)上では、
漫然と取引を行わない姿勢は重要ではないかと思っています。
また、アウトプットにより、反省点が明確になったり、
他者の視線があるため、自暴自棄なトレードは決して行わなくなりました。
規律は投資・トレードの重要な要素です。
現在のパフォーマンス公表に恥ずかしくなることもありますが、
取引スキル向上のための1プロセスとして、
アウトプットを継続していきたいと思います。