トレードスタイルをだいぶ模索する月となりました。
日銀のETF買い上げが実質的に減らされたことが市場に織り込まれた、
5/11からの日経平均下落において、
さらなる下落に備えたバックスプレッドポジションを組みましたが、
インプライド・ボラティリティは戦時とはならず、
若干のコストを支払う形となりました。
(最適解はベア・シンセティックだったようです)
今月は日経先物・日経225オプションに集中する形とし、
自分がコミットできる時間帯や頻度がオプションの取引に適しているかどうか、
よく検討することとしました。
残念ながら、かなり時間を割いたとしても、不十分であることがわかり、
これ以上の時間はトレードに費やすことはできないことから、
日経先物・日経225オプションから撤退することにしました。
「投資・トレードとの距離感」は、
今後自分が潰れることなく、長く相場に参加するのに重要な要素であり、
スタイルの枠組みを決める大きな要素と考えています。
儲かりそうだからと言って「距離感」を無視してしまうと、
メンタルに影響が出て、
無自覚に無理なトレードをしてしまうこともありますし、
何よりトレードにおける適切な対処ができなくなるのではと危惧しています。
別の記事「トレードへの幻想が晴れたとき」に書いたように、
トレードに対する一種の幻想が晴れました。
「これをすればもうかるかも」という聖杯を期待する幻想や、
学習曲線がいつか右肩上がりになる希望を持つのはやめました。
これからの取引銘柄ですが、個別株のシステムトレードを考えています。
ボロを出して食われないためにはどうしたらよいか。
淡々と注文を執行するにはどうしたらよいか。
検証したものを有効活用するにはどうしたらよいか。
そして、「投資・トレードとの距離感」に照らし合わせてみた結果です。
個別株のシステムトレードは一つの答えですが、
まだまだ模索の段階とも言えます。
正直いろいろ手を付けたものの一つとなっているため、
ここからその一本を成長させる必要があります。
ブログ村のカテゴリも、
近いうちに「日経225オプション」から変更します。
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