今年のトレードを振り返り、まとめることで、
来年につなげる一歩としたいと思います。
確定損益
※税抜き前、一部キャリングコスト除く
-252,300
●裁量取引
-388,311
最初の四半期はシステムトレードを行っていましたが、
運用を停止し、裁量取引を模索する年となりました。
残念ながら今年のパフォーマンスはマイナスで、
入金分で損失を補うこととなりました。
ただ、損失の分析は済んでおり、主な原因として
- 過度なチャートリーディングによる短期売買
- 手広くやろうとした取引、特に通貨・貴金属オプション
- 取引に慣れてない段階での、エッジのない米国株オプション取引
から大きな損失が出ていることが分かりました。
いずれも改善を行い、再び同じ轍を踏まないようにしています。
FXに関しては一番のプラスパフォーマンスでした。
裁量取引を本格化させたのが今年なので、まだ何とも言えませんが、
ドル高円安の大相場から得られる利益はやはり大きいものがありました。
今年の相場は「インフレ、ベアマーケット、ドル高円安」でした。
グロースショート、トレンドフォロー、グローバルマクロの手法が活躍した年でした。
来年は米国・欧州景気後退が一応の見通しのコンセンサスとなっており、
FEDのピボットにより米国株を仕込むにはいいとは言われています。
ただし、市場は今年とはまた違った変化を見せるでしょう。
通用する手法も変わるかもしれません。
システムトレードから裁量トレードに移行し、体感したのは、
この「市場は変化する」ということです。
目まぐるしく変化する中で、どう振り回されずにいるか。
システムトレードに堅牢なロジックがあったように、
裁量でも芯をつかんだ取引ができるよう、努めていきたいと思います。
2022年の裁量取引は取引機会を広げていくことがメインとなりました。
2023年はしっかり取引機会のふるい落としを行うことが肝要になります。
取引の改善を続けることが、成長のコアだと思います。
2022年で築き上げたベースに、さらに磨きをかけて、
プラスパフォーマンスを積み上げていきたいと思います。