■期間(2023/4/2~2023/4/8)
●今週の市況
OPECプラスが原油を110万バレル超を減産。原油は窓を開けて高騰しました。
豪中銀は政策金利3.6%で利上げ休止。
NZ中銀は0.5%の利上げ(政策金利5.25%)で利上げペースを継続です。
各種経済指標が景気後退へ一歩進んだ結果を受けて、
ゴールドは急騰し2000ドルを大幅に超えました。
イースターの薄商いの中、雇用統計がありました。
失業率が0.1%改善、平均時給前年比が0.1%低下する中で、
株高ドル高の反応でした。
■損益合計(中期戦略-実戦、今週のみ一部短期戦略損益含む)
-20,692
■デモトレ損益合計(デイトレ・スイングなどの短期戦略)
909
●まとめと見通し
テスト運用していたFXIのダイアゴナルスプレッドを損切り決済。
デイトレも微損が続きました。
先日の記事にある通り、
スイング・デイトレに関してはデモトレードに一旦移行しました。
その時々の市況に応じて大きなポジションを取る中期戦略とは異なり
月次でのプラスが続いてから、実戦に戻しても遅くはないと考えたからです。
その意味では取引銘柄を絞ったスキャルピングの方がいいのではないかという
考えもあり、
その意味でもデモトレで試行錯誤してみたいというものがありました。
以後、しばらくの間中期戦略のみ実弾での取引となります。
中期戦略については、FRB利上げ停止織り込み、景気後退に伴う悪材料など、
ゴールドについては追い風になる状況が続くのではないかと思い、
コールレシオスプレッドをホールドしています。
円高材料がネックになるため、
米国株にはオプションを含め手がつけづらい状況が続いています。
また、金利が下がるとコールの値段が下がるため、
LEAPSでの長期コールロングなどもしづらいところです。
為替差損が起きない、個別株CFDもありますが、
米国株ではファンディングコストが高く、
これまた中期戦略には難しい状況です。
植田新総裁のYCCなどの金融政策がどうなるか、
市場が織り込むようなFEDのピボットがあるのかどうか、
しばらく注視が続きそうです。
---現在ホールド中のポジション---
GOLDコールレシオスプレッド