昨日月曜日に持ってる株のうち一つがストップ安となりました。
銘柄は「ベースフード」。
完全栄養食という健康志向のパンなどを委託製造・販売している企業です。
週末に、商品の一つがカビているというX(Twitter)の投稿がなされ、
それを嫌気された形となります。
グロース市況の悪化、決算の売られを考えても、
収益性に変わりはないだろうと、
グロース株に割安性を無理に当てはめて、
買いに入ったところ営業日2日後にストップ安を引くことになりました。
幸い、買いの枚数は多くなく、
PTSで投げて損切ということになりましたが、
まさか株を再開して早々に、ストップ安を引くとは思いもしませんでした。
「まだ銘柄は成長性があるはず。損切りせずホールドすべきだ」
ということも頭をかすめ、損切ルールの徹底の重要性を再確認した次第です。
当日は体調が悪く、メンタルもよくなかったため、
非常に追い詰められる気分になりました。
以前も体調不良になり、同様の気分になりポジションを投げましたが、
こういう時に何の考えもなくフルレバだったら、
最悪の状況だろうなと改めて思います。
投資・トレードで自分が裸で踊っているかどうかは
追い詰められたときにやっと判明します。
体調不良の原因ですが、明確に情報収集の負荷量を増やしたことにあります。
毎日決算書と決算説明書、その他開示を読み込むということをやったために、
無理がたたったのだと思います。
いわゆる億トレと言われる一流の人たちが行っているように、
自分も真似をすれば、なにかエッジの一部でも見つかるのではないかと、
始めたわけですが、
自分には全部を行うことは無理な部分があると、体調不良で思い知らされました。
「無理」という言葉で思ったのですが、
自分の取引スタイルを明確にするには、
「こうやりたい」という意思と、「これはできない」という拒絶を自覚することが
肝要だと思います。
私の場合、「こうやりたい」というイメージがあり、
それは、
1.「これから発生する中期的に強い社会的流行・うねりを察知し、それに投資する」
2.「一株利益が将来2倍を見込むことができ、
現在それに対して割安な収益バリュー銘柄に投資する」
です。取引を通じてより明確にしたいと思っています。
「これはできない」ということもわかってきました。
市況の変化に即対応したいため、
5銘柄以上個別株を持つと落ち着かなくなります。
「暴落に対して即対応できないポジションは無理」となります。
また、FX/CFDのトレードをしていたせいか、
含み損を抱えたままにするということは無理です。
チャート的にあやふやな場合、すぐ切りたくなります。
したがって、売買ストーリーだけでなく、
損切を明確にしたチャートの形状も重要視するというのが、
自分に合ったスタイルとなります。
より取引スタイルを磨くために、
情報収集と銘柄監視のノウハウを蓄積したいところです。
情報収集では、以前のように無理をすることなく、
けれど要点を外さないようにするにはどうしたらよいか。
ひとまず好決算の開示だけは目を通すことで、
中期的な潮流をつかめるようにしたいと考えています。
銘柄監視も、ただチャートの形を追い、エントリーを図るというよりは、
違和感を感じ、ファンダの変化を検証するということをしてみたいと思っています。