Avocadoの投資・トレード日記

資金250万円からの投資・トレードの記録です。日々の成長を記録します。

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投資アイデアを掴むための情報収集負荷調節

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運用資金の2/3を個別株に割り当てているということもあり、

個別株の投資アイデアについて、

精査と情報収集の両面の強化を行いたいと考えています。

 

 

精査をするにはそれなりの数の投資アイデアを生み出す必要があり、

そのためには情報収集を行わなければ…ということで

この2つはタイトに関係しています。

 

情報収集と言えば、身近なニュース・流行りものに気づくことが、

株式投資の王道の一つです。

しかし、漫然としているだけでは気づきませんし、

ニュースを読み漁るということは負荷となります。

 

一時情報をあたるという意味では、

決算書や決算説明を読みつくすということもあります。

こちらは明確に負荷が増えます。

 

多くのチャートをチェックするという手段もあります。

これも監視銘柄を増やせば、市況を掴むことはできそうですが、

毎日の監視の負荷が増えるでしょう。

 

負荷に耐えられなければ、投資をすべきではない…という意見も分かります。

ただ、運用資金に見合う負荷量、兼業でも続けられる負荷量という塩梅を

模索する必要はあるのではないでしょうか。

 

ここで考えるバランスというのは、負荷とエッジの天秤です。

「エッジ」と言うとむしろトレードの用語に見えますが、

投資行為というのは、ある種の安全域・優位性を担保しての行為と言えます。

 

負荷を目いっぱいかければ、エッジが出ることは分かってる。

しかし、フルスロットルを維持することは難しい状況下にある。

こういう時はどうすればよいのか。

 

これに対処するためには、「捨てる部分」「あえて強化する部分」を

それぞれ言語化し、ある程度の負荷でもエッジを浮き上がらせるような、

選択をしていくことが肝要かもしれません。

 

例えば、世間の流行を追いかけていく場合、

まず必要なのは該当企業の決算に、

利益の伸びが織り込まれていないことの検証です。

KPIがあるなら、それに注目する。

無ければ、それに類するものに注目し、検証を行う。

これがまず「あえて強化する部分」のコアとなるでしょう。

 

次に、ニュースや社会情勢の情報に関するアンテナをより張りたいとします。

これはかなり融通が利くと思います。

負荷が大きければ、収集対象を絞り込み、

投資アイデアが多めに出るメディアや、書店、駅前にすればいいのです。

これが「捨てる部分」となります。

 

マクロ情勢に関するニュースは、判断に困る部分もあります。

ひょっとしたら社会問題が株安につながるのではないかということもありますし、

金融緩和・金融引き締めは、投資パフォーマンスに直結するするでしょう。

コロナショックも感染拡大の影響がすさまじく、

影響を軽く見た多くの投資家が買い勇み、急速に含み損を抱えたことでしょう。

かと言えば、株安があって株を投げたのに、

翌日何の問題もなく株高になるということもあります。

 

これについては、株価指数のトレードをしないかぎり、

深追いしないことが賢明だと思います。

ニュースを知らなければ対応できないと考えがちですが、

むしろ「どこで損切りするか」あるいは「どう資金管理するか」という問題であり、

情報収集の深掘りで解決する問題ではないと考えます。

したがって、誤解を恐れないで言うならば、

マクロ情勢に関するニュースは表面的に知っておけばいいということになります。

(株安時に株を仕込みたいとき、なぜ株安になっていたのか、

日経VI・VIXなどの判断を加えて、

取引することは別のエッジになり得ると思います)

 

決算に目を通すことはどうでしょうか。

一社なら読み込めますが、

決算シーズンの1日100社を超える決算発表で、どの文書をどれだけ読み込むか。

フルで読み込めば、投資手法によってエッジがあるとされています。

これについて取捨選択を行い、

エッジを保ちつつ負荷を軽減することはできるでしょうか。

 

一つは、投資ストーリーを絞り込むという手があります。

グロースなら、成長ストーリーが崩れてないか、

高成長になる銘柄がないかだけを追う。

バリューなら、割安の根拠が崩れてないかを追う。

(バリューの場合、入念な下調べをし、株安市況、個別銘柄の株安で、

仕込むことの方も大事な気がします)

 

難しいのは、投資アイデアを決算文書から読み取る場合です。

読み込む文書量はどうしても絞り切れないと思います。

これについて「エッジを手に入れたい」と自分も行おうと考えているところで、

どう負荷をさばこうかと苦慮しているところです。

 

まず大事なのは、

「ぱっと読みの段階で多くの情報を捨て、浅く理解→残ったものを深掘り」という

二段階の取捨選択を行うことだと思います。

完璧主義的に「情報を何としても漏れなく収集し、理解も深める」というのは

難しいはずです。

業界知識がなければ難しいこともありますし、見逃してしまう兆しもあるでしょう。

もし分からなければ、そこで一旦切り上げ、次に移る。

投資アイデアは無理やり作り上げても、

その検証やポジション保有のメンタルに耐えられず、

結局捨てることになると思います。

 

決算で陥りやすい罠は、よい決算が出たからと言って、

銘柄の研究をあまりせずに翌日買うということです。

これでは投資アイデアが深まる前に、条件反射的に行動してしまい、

エッジが無くなってしまいます。

(明らかに純利益が倍になるような銘柄は、

手法として翌日買うということにエッジがあります)

焦らず、投資アイデアを熟成させることが大事で、

「即応答」はどちらかというと「捨てる部分」と言うことになるでしょう。

 

ここまでで、投資アイデアに応じた情報取集の負荷調節、

そのための取捨選択について考えてみました。

私の株の経験はそれほどありませんし、

これから負けずに利益を出していこうという段階なので、

情報収集の行動ひとつとっても試行錯誤ですが、

逐次ブログ記事にアウトプットしていきたいと思います。