Avocadoの投資・トレード日記

資金250万円からの投資・トレードの記録です。日々の成長を記録します。

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資金管理のあれこれ

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金管理は投資・トレードを行う上で、習得すべき必須事項です。

これ無しでは、いくら期待値のある取引を行っても、

資金を継続して増やしたりすることはできず、破産します。

 

どのような資金管理をすればよいか。

唯一の正解はありませんが、軸となる発想があります。

今回の記事は、資金管理の教科書的な内容をおさらいしつつ、

リスク管理、分割売買と絡めて書いてみたいと思います。

(数学的に裏を取り切れてない面もありますので、

その点はご注意ください)

 

 

金管理は2つの目的から成り立っています。

  1. 破産をしないこと
  2. 資産の増減の仕方をコントロールすること

1番目は、資金管理の存在意義として取り上げられることが最も多い項目です。

「期待値のある取引をしたときに賭けすぎて破産しないようにする」

ことがあります。

金管理を行わない無謀な取引は、勝ち逃げ以外に利益を残す方法がなく、

継続的に資産を増やしていくことはほぼ不可能ということです。

勝率とリスクリワード比、リスクにさらす資金量から、

破産確率がほぼゼロである取引を継続していくという、

管理法・習慣を指します。

 

注意点としては、期待値のある売買をすることが大前提であるということです。

これがなければ、破産は免れません。

 

2番目は、単利・複利運用が教科書的に取り上げられることが多い項目です。

資産の増減の仕方をコントロールするには、

・資産の増減に合わせてロットを増減させる(あるいはロットを固定する)

・期待値の増減に合わせてロットを増減させる(あるいはロットを固定する)

の二つの要素が存在します。

 

教科書的な複利運用は、前者の要素を取り入れることで、

単利運用よりも資産の増加スピードがぐっと速くなります。

 

後者はアルゴトレードと裁量トレードでは、だいぶアプローチが異なります。

ただ、「複利運用しておけばいいや」と思っていると、

かなり見落としがちな部分ではないでしょうか。

 

「期待値の増減に合わせてロットを増減させる」ことには、

分解売買の技術を応用することができます。

打診エントリーで、一連の取引の手ごたえや期待値を推し量り、

期待値が出てきた局面で買い増しやノセを行うということです。

これを破産確率のないリスクで行えば、

期待値に十分なロットを積んだ形で、利益が引き出せるということになります。

 

金管理は資産曲線の増加スピードだけを重視してはいけません。

ドローダウンがどのくらいになるのか、

資産曲線のボラティリティはどのくらいになるのか、

1トレードあたりのリスク管理が可能かどうか、

複数同時並行して売買する場合に統合的にリスク管理できるか、

実際に運用する際に実践できるか、など、

自分の適性とスタイルに合わせたものを見定める必要が生じます。

唯一正解の資金管理法は存在しません。

 

私のケースになりますが、以下のように資金管理を行っています。

 

運用資金100万円として、

10%ドローダウン、あるいは資金が増加するまでは、ロットは固定。

これは複利運用の短期的なデメリットを相殺するためです。

(デメリットとは、資金が減るとロットも減るということです。

これは元の資金に戻すのが困難になるという側面を示します。

破産確率がない範囲でロットを固定するというのは、

リスクを取った分リカバリしやすいということを意味します)

 

1トレードあたりの最大リスクは0.5%~3%。

(アルゴトレードでは、リスクを固定化することが多いと思われますが、

裁量トレードの場合、勝負の局面は存在し、

濃淡のある売買になることの方が自然です。

期待値のある時に勝負をかけ、トータルプラスで持っていくというのも、

裁量トレードの一つの要素だと考えます)

 

分割売買は行います。

買い増しとノセの資金管理上の効果は前述したとおりです。

取ったリスクが最小の0.5%なのにもかかわらず、

値幅が動いてそこそこの利益になるということがあると思います。

これは資金管理の話からは少し外れますが、

そのような打診ポジションは損切幅が広く取られており、

振り落としに強いために利益になりやすいという側面があります。

(つまり、損切幅が広いと期待値が大きい売買)

 

以上、資金管理について簡潔目に書いてみました。

 

最近思うのですが、「負けないトレード」を考えていくと、

期待値とリスク管理という話になり、

それらは深く資金管理と結びついていることを感じます。

金管理は、ロット決めの計算作業的な側面もあり、

非常に淡白に感じてしまいがちです。

しかし、日々の損益に揺さぶられる原因は、

各トレードの成否だけでなく、

金管理からくる資産曲線のボラティリティであると考えれば、

より理解を深め・コントロールしたくなる分野ではないでしょうか。

 

本記事を書くにあたっての、参考本と参考記事です。

システムトレード基本と原則

 

 

FXのための資金管理の基礎と基本

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